カーポートは外からよく見える場所に設置されることが

多くフォルムや色にこだわりたいアイテムの一つです。

今回は住宅の柔らかい雰囲気に合わせて

可愛らしい白色カーポートです。

施工ポイントは大きさの異なる２つのカーポートを

Y合掌という施工方法で取り付けさせていただいた点です。

Y合掌とは、片側の柱を中心に終結させる方法です。

Y合掌を採用したのは敷地の形状にも理由があります。

既製品カーポートのサイズのままでは、（下写真）

赤い点線（敷地）を超えてしまうのでこのラインを

基準に屋根と柱が収まるよう製品を

加工させていただました。

Y合掌は他にも利点があり片側の柱を中心に集めるので

空間が広く見えますし、４本ある柱が２本ずつに

まとまって見えるので、スッキリした印象も感じられますね。

様々なニーズに対応してくれる製品ラインナップが

豊富なこちらのカーポートは

セルフィー（三協アルミ）です。

柱や屋根の色もたくさんあるので住宅に合うデザインをぜひお選びください。

アプローチは乱張りで仕上げました。

なんと、こちらの乱形石の生産国はイタリアです！

おうちの温かみのある雰囲気に合わし、

ヴィンテージな味わいのある石です。

乱張りの縁には、同種類のピンコロ（正方形石）を入れ

アプローチがより引き立つよう区切りを設けました。

続いてプライベートゾーンの出入り口周りをご紹介いたします。

家族がくつろいだり、リフレッシュするための

お庭空間の目隠しとしてフェンスを施工しました。

サンディーブラウンというライト色を採用しました。

フェンスにはお庭や家の外観を美しく演出する役割も

ありますので住宅に合ったお色選びも重要です。

また使い勝手の良いコンクリート階段を設けることで、

プライベートゾーンへのアクセス性を向上させます。

敷地の高低差を活かしたデザイン性に特化したお庭です。

照明を配置することでシンプルながらも

お洒落な演出を楽しむことが出来ます。

出入り口として利用している扉はオプションです。

８０㎝という通り抜けやすく使いやすい幅に設定しております。

レバーハンドルは柱のブラックと合わせました。

ハンドル操作の開閉は軽くスムーズに出来ます。

またブロックはお洒落な化粧ブロックを採用しました。

一般的なブロックはシンプルで機能性重視なものが

使用されることが多いですが、今回は美しさや質感を

重視して外観がより魅力的になるものを選びました。

繊細なエッジラインが入り、気品のある美しさが表現されました。

目隠しフェンスを背景にし、植栽を配置しました。

植栽は植えることで、お庭全体に活気や彩りを与えてくれます。

ライトブラインに合う植栽はグリーン系やホワイト系になっております。

なのでメインツリーは初夏に白に羽毛状の花が咲く

メディカルティーツリーを植えました。

また植物との組み合わせがばっちりな景石を

アクセントとして加え、立体感や奥行きを演出し

庭全体のバランスも整えてくれます。

ガーデンライトも設置し、夜のライトアップが楽しめるようになっています。

南側のフェンスは機能性のあるブロックを２段積み、

カーポートに合わせた白色の横格子フェンスを設置。

清潔感溢れる白色は周りの色を惹き立てたり、明るく見せる効果があります。

使用している製品は、シンプレオフェンス（YKKAP）です。

格子の向き、サイズが豊富で、パネルやメッシュ等もございます。

縦格子・横格子、それぞれいいところがあります。

縦格子フェンスは、縦長のラインが美しく垂直に

伸びておりシンプルながらも力強く、

スタイリッシュな一面もあります。

また横格子は、横長ラインが広がりを表現し、

開放感を与えてくれます。

皆さんはどちらのフェンスを使ってみたいですか😊